ETFって何?アメリカETF(上場投資信託)のポイントを解説!

投資

投資を始めるとETFって良く聞くけど、何のことかわからない。。

ということで、ETF(上場投資信託)について調べてみました!

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ETF(上場投資信託)とは

ETFとは株式の詰め合わせパックです。
例えば、HDVというETFであればブラックロック社が選んだ78社の株式が詰め合わされています。
78社という多くの株式に分散して投資してくれているので、リスクが抑えられます。
さらに、定期的に株式の入れ替えを行ってくれます。

投資信託と仕組みはほぼ同じですが、ETFは証券取引所に上場しているので、普通の株と同じように売買できます。

アメリカETF選びのポイント!

便利なETFですが、目的によって選び方が異なります。

・株式の値上がりによる利益(キャピタルゲイン)重視
・株式の配当金による利益(インカムゲイン)重視

キャピタルゲイン重視

キャピタルゲイン重視のポイントは大きく2つ

・広い分野に投資するETF
・セクター特化型のETF

広い分野に投資するETF

広い分野に投資するETFとは極端にいうとアメリカや世界すべてに投資するETFです。
リスクはほどほどに抑えつつ、ほどほどの値上がりも期待できます。

この分野にはこんなETFがあります。すべてバンガード社が出しているETFです。

VTI(アメリカ株全体に投資)
VT(全世界に投資)
VOO(S&Pというアメリカ市場全体を示す指数に連動)

広い範囲に投資することで、伸び盛りの企業(ベンチャーやIT企業など)にも投資することになり、長期的にETFも値上がりが期待できます。

一方で、伸び盛りの企業は配当金を出さないことが多く、インカムゲイン(配当金)は期待できません。
配当金を出さないことで有名な大企業にはAmazonなどがありますね!

セクター特化型のETF

ここでいうセクターとは産業の分野のことです。
セクターを限定しているので、その分野が大きく成長した場合には大きな値上がりが期待できます。
セクター特化型で人気のETFにはこんなものがあります。IT関連セクターが人気ですね!

インカムゲイン重視(こっちがメイン)

インカムゲイン(配当金)重視のポイントは大きく3つ。

・経費率(信託報酬)が安いこと。できれば0.1%以下
・利回り(投資に対してもらえる配当金)が高いこと。
・セクターが自分の理想と近いこと。

経費率(信託報酬)が安いこと

経費率(日本では信託報酬とも言います)は年に1回かかるETFの維持費みたいなもの。
ETFは色々な株式を買ってくれたり、自動で株式を入れ替えたりするため、維持費がかかります。

インカムゲインは毎年数%をコツコツ貯めていく投資方法なので、経費率は安ければ安いほどいいです。経費率1%であれば、100万を預けると年に1万利益が減ってしまう計算になります。

利回り(投資に対してもらえる配当金)が高いこと。

配当金を毎年しっかり出してくれる企業がいいですね!
すでに配当金が高い企業だけでなく、毎年配当金が増えている株だけを集めた連続増配ETFなんていうのもあります。

セクターが自分の理想と近いこと。

どんな産業の分野に投資しているかも大事です。
好景気に強い分野と不景気に強い分野があるため、バランスよく分野を分散することで安定します。

好景気に強い分野はIT/情報技術/金融などです。
不景気に強い銘柄は一般消費財/医療/エネルギーなど、生活に必要な分野です。

インカムゲインを狙う投資では値上がりはあまり期待していないため、将来も安定しそうな分野に分散して投資したいですね!

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