アメリカ株の上場投資信託(ETF)に興味あるけど、
ETFに種類がありすぎて何を買ったらよいかわからない。。
アメリカ高配当ETF 銘柄ご紹介!
アメリカ高配当ETFのセクター比について、調べてみました!
今回ピックアップしたのはこちら。ブログやyoutubeでもオススメされているアメリカ株のETFです!
データは2019年8月時点の公式データを活用しています。
・VYM(バンガード・米国高配当株式)
・HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株式)
・SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend)
・VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)
アメリカ高配当ETFの中でも経費率(信託報酬)が低く、魅力的なものをまとめました。
VIGは高配当株式ではなく、連続増配株式ですが、将来の増配が見込める人気のETFですね!
VTIは高配当株式ではないですが、アメリカのほぼすべて企業をカバーしている人気のETFなので、比較用にピックアップしています。
アメリカ高配当ETF 投資利回りは?
まずは、アメリカ高配当ETFの投資利回りと経費率を比べてみましょう。
(※グラフは、各ホームページの資料を元に自作しました。)
利回りはHDVが3%で最も高いですね!VTIの1.5倍を超えています。
さすが高配当株VYM・SPYDも2%を超えています。
VIGは将来の高配当を狙っている株式なので仕方ないですが、利回りは低めです。
VTIと近い値である1.77%でした。
経費率はすべて0.1%以下!とっても安いですね!
アメリカ高配当ETF セクター比は?
それぞれの高配当株のセクター比を比較して見ましょう。
高配当株を組み合わせて、上手にセクターを分散させたいですね。
こちらにETFごとのセクターをまとめました。
VIG | VYM | HDV | SPYD | VTI | |
金融 | 11.2 | 17.6 | 9.8 | 9.2 | 19.0 |
テクノロジー | 8.2 | 10.8 | 3.2 | 9.5 | 20.4 |
資本財 | 27.5 | 8.3 | 7.6 | 2.5 | 13.5 |
生活必需品 | 20.1 | 9.3 | 20.9 | 8.5 | 13.4 |
消費財 | 11.0 | 13.7 | 2.0 | 14.3 | 7.9 |
ヘルスケア | 12.4 | 13.7 | 18.3 | 0.0 | 13.2 |
エネルギー | 0.0 | 9.7 | 23.1 | 11.5 | 5.1 |
素材 | 3.8 | 3.8 | 7.2 | 3.5 | 2.4 |
公益 | 5.7 | 8.3 | 8.2 | 12.7 | 3.2 |
通信サービス | 0.1 | 9.3 | 7.2 | 4.5 | 1.9 |
セクター比は金融から通信サービスまで、バンガード社の分類に従っています。
表だとわかりづらいので円グラフにして見ました。
HDVのセクター比は生活必需品・ヘルスケア・エネルギー多めです。
景気に関わらず、必要なセクターが多いので、不景気にも値下がりしにくいETFと言えそうです。
SPYDのセクター比は消費財と公益が多いことが特徴です。
不動産投資信託であるREITも含まれており、こちらも不景気に強い銘柄と言えそうです。
また、HDVとは異なるセクターであり、両方保有することで上手にセクターを分散できそうです。
VTIのセクター比は金融・テクノロジー・資本財です。
すべての銘柄を保有すると必然的に時価総額が高いテクノロジーや金融が多くなることがわかります。
高配当株でいうとVIGやVYMとセクター比はVTIと近く、アメリカの平均的なセクター比と近いと言えます。
アメリカ高配当ETF どんな銘柄を保有するの?
自分としては、こんな感じでETFを保有しようかと思いました。
・高配当株は、HDVとSPYDを時期をみて一括購入。
楽天VTIでは配当金はもらえませんが、積立NISAで節税しつつ、キャピタルゲイン(値上がり)による資産の最大化を狙います。
一方で、高配当株としては不景気に強いセクターに投資しているHDVとSPYDを購入していこうと思います。
現在もHDVとSPYDに均等に投資を進めています。
VYMとVIGはVTIとセクターが似ているところがあるし、VTIの購入でいいのかなと考えていますが、余剰資金がある場合は積極投資をしていきます!
エクセルもダウンロードできますので、興味がある方は使ってみて下さい!
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私も使っています。
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